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T'aim No.84

ECOFIELD
2004.10.01. No.84


T'aim
〜掃除機は選び方次第。〜
「アレルギーがひどくなる」?「アレルギーが軽くなる」?

市民のシンプルライフセミナー代表 岡城 平之さん



 現代がアレルギーの時代だといわれます。厚生労働省の調査では日本人の3人に一人がアレルギーに悩んでいることが報告されています。アレルギーは花粉症、鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーなど色々場原因で発症し、さまざまな症状としてあらわれます。
 アレルギーは、体を守るための仕組みが働く結果でてくる症状ですから、誰でもいつアレルギーになっても不思議では有りません。

 ハウスダスト

 しかし、ある日突然アレルギーの症状が出ると、その症状を悪化させたり、発作の誘引となる一番の敵が、ハウスダストといわれるものです。
 家の中のさまざまなホコリの総称ですが、アレルギーに関してダニダストが最有力原因とされます。家の中のホコリのもとの大きな原因のひとつがフ布団ソファーです。布団の上げ下ろしで室内のホコリは1,000倍以上にもなります。一枚の布団の中に何十万匹といるダニは干しても叩いてもほとんど取ることはできませんが、掃除機をかけるのが最も効果的であることが分かっています。
 ところがどんな掃除機を使っているかで、効果が逆になってしまいます。掃除機をかけるとアレルギーが軽くなるか?重くなるか?恐いことにどちらも本当です。

 掃除機の常識・非常識

 いままで、私は「掃除機なんてみんな同じだ」と思っていたので、買い換えるときには、店員に相談して最新型の一番強力な機種を買ってきました。
 驚くことに以前は、吸い込み仕事率150Wから200WだったOアワーが、今ではどの機種も450W〜550Wもあるのが普通です。本当に強力になり性能アップしているんですね(日本の掃除機は、性能表示を吸い込み仕事率=Wで表示することになっています。吸い込み仕事率とは空気を吸う量と真空度に一定の係数をかけたものです。その測り方はは、床からノズルを離して単に空気を吸わせて測ります)。
 実は、長男が子供のころに喘息の発作が出て、寝具に掃除機をかけることになり、慌てて掃除機に付いて一生懸命に調べました。ところが、価格の高い高性能掃除機は、吸い込み仕事率がみな低いという不思議なことに気づきました。
 日本以外の掃除機についても、よくよく勉強しているうちに、次第に見えてきたことがあります。掃除機を世界で最初に発明したメーカーは、スウェーデンのエレクトロラックス社です。エレクトロラックスの掃除機は、今でも世界の掃除機のシェアの25%近くを占めていて、その性能の高さについては定評があります(1996年に行われたヨーロッパ各国消費者団体の商品テストでエレクトロラックスの掃除機はヨーロッパ6ヵ国全部でNo.1とされました)。

 掃除機の本当の性能は?

 では例えば、ヨーロッパのコンシューマーレポートが掃除機の商品テストをする場合に、どんなポイントで性能評価をするのでしょうか?
3店で評価しています。
1.ごみがどれくらい取れるか
2.排気がどれくらいきれいか
3.音がどれくらい静かか
 考えてみれば、みんな当たり前のことです。掃除機なんですから、ごみがよく取れて、取ったごみもホコリも外に撒き散らさないほうが良い。室内で掃除するのですから静かなほうが良い。

 日本の掃除機は価値がない?

 ところが日本を代表するメーカーの機種が、ヨーロッパの消費者団体掃除機商品テストで一緒にテストされていて、一言で評価されています。「NO VALUE FOR MONEY」(金を払う価値なし)。日本で一番信頼されているメーカーの機種ですから、信じられない評価です。しかし、日本の掃除機とヨーロッパの掃除機は、目的が違うまったく別のものだと知れば納得できます。
 日本の掃除機は吸い込み仕事率(単に空気を吸う力)は世界一です。小型で軽いことも負けません。日本の消費者の皆さんが掃除機を選ぶポイントにぴったりあった商品になっています。
 ところが、いくら空気を吸う力強くても床に近づけなくてはごみが取れません。しかし空気を吸う力が強いと床に付けたノズルが吸い付いてしまいます。だから、大きな車を付けたりして床から離す工夫をして、空気をたくさん吸えるようにしているのが日本の掃除機です。
 他方、土足のまま住まいに上がるウヨーロッパ生活では、絨緞の中に隠れたホコリやごみもしっかり取れます。単に床から離れて空気を吸う、吸い込み仕事率追求の日本の掃除機とはまったく別の考え方ですね。
 告ぐに吸い込みの仕事率が高く、たくさん空気を吸うということはたくさんの排気を出すということです。性能の良いフィルターを使うと抵抗が大きく、空気を吸う量(吸い込み仕事率)が落ちます。だから日本の掃除機はまったくフィルターを使わないか、まったく見せかけ程度の抵抗の少ないフィルターしか使えないので、排気がきれいにならないのは仕方がないのです。
 掃除機をどう選ぶかということ原点に戻って考えると、商品として見せ掛けの売りやすさを追求した企業文化、すなわちマーケティング志向の商品開発より、シンプルな発想のごみを取って出さないだけの掃除機のほうが魅力的です。
 エレクトロラックス社の掃除機を実際に使ってみると、みるみる部屋のホコリが少なくなり、アレルギーのいろいろな症状、花粉症からアトピーまで改善されてきます。その差の大きさには驚くほどです。
 自然食菜ライフリーショップでは、特別企画として、スウェーデンのエレクトロラックス社製『高性能掃除機オキシジェン』を取り扱います。
 現代の住環境のためにあるようなヨーロッパタイプのNo.1掃除機です。特にアレルギーでお悩みの方には、安心できる性能を備えています。高速回転のパワーノズルが標準装着されていますので、寝具のダニ掃除も楽に出来ます。